紀州熊野蒸溜所
社名 プラム食品株式会社
創立 1969年
資本金 ¥80.000.000
住所 〒649-2103 和歌山県西牟婁郡上富田町生馬1474-1
代表取締役社長 長井保夫
従業員数 90名
製造実績 クラフトジン、ウィスキー、ウォッカ、梅酒
八咫烏伝説
紀州熊野蒸溜所のエンブレムに使われている「八咫烏」は日本の神話の中でとても重要な役割を果たとされております。日本古来より伝わる『古事記』によると八咫烏は賀茂建角身命の化身とされ現在は京都の下鴨神社に祀られております。八咫烏は神武天皇を率いて山を切り開き日本を作ったとされています。
神武天皇のルーツは九州の宮崎県にあります。彼と彼の兄弟たちはより良い国を求め瀬戸内海に沿って東進しました。彼らは多くの苦難に苦しながらも現在の大阪に着きました。その時遠征のリーダーであった神武の兄、五瀬が戦死してしまいました。神武氏は東に向け戦っているために後に負けたことを知り紀伊半島の付近から熊野に向け兵を率いました。熊野での遠征は困難を極めた為、遭難しそれを見ていた天照大神と創造神の一人タカミムスビは、賀茂建角身命に神武氏の道案内をすることを命じた。賀茂建角身命は三本足のカラスの姿になり、神武氏のそばを飛んで道案内をしたとされています。八咫烏が先導して神武氏は熊野の山中を越え大和にたどり着きそこを都と定め日本の初代天皇となりました。
伝説によると神武天皇の曽祖父ニニギはアマテラスの孫でありそのため、神武天皇と日本の皇統は全て天孫である。八咫烏は神武天皇の道案内役として皇室の将来に大きな影響を与える決して小さくない仕事を果たしたと言い伝えられております